カリウム(K)の働きと血液検査でカリウムが高値または低値となった場合

カリウムとは

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カリウム(K)は果物、野菜、魚介類などあらゆる食品に含まれます。
カリウム自体が水に溶けやすい性質があるため、調理法によってはカリウム成分が失われてしまうこともあります。

 

カリウムはあらゆる食品に含まれている為、通常は欠乏する事はありません。
しかし、下痢、嘔吐、利尿剤などにより二次的に欠乏する事があります。

 

また成人男子の全血液中に50mEq/l程度含まれ、ナトリウム(塩分)を体外へ排出したり、血圧を下げる働きがあります。

体内でのカリウムの働き

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次に、体内でどういった反応が起きているのかを説明します。

 

カリウム(K)の摂取が増えると細胞内にカリウムを取り込み細胞内のナトリウムと水分を細胞外へ多く排出しようとします。

 

細胞外のナトリウムと水分量が多くなると傍糸球体装置が感知します。
そうすると、アンギオテンシンⅡは抑制され、

  • バソプレシン
  • アルドステロン

などの抗利尿作用のあるホルモンの分泌が抑えられ尿量が増えます
結果的にはナトリウムの排泄量が多いほど細胞内に入ってくる水分量は下がり、血圧低下が大きくなります。

カリウム低値の場合

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血液検査などで、カリウムが3.5mEq/l以下の低値となる場合を低カリウム血症といいます。
コーヒーやビールなど利尿作用のある飲み物を多く摂取している方はカリウムが不足する原因になります。
また、アルドステロン症クッシング症候群など何らかの病気が隠れている場合、カリウムが低値を示します。

 

また重症化しカリウムが2.5mEq/l以下になると

  • 手足の麻痺
  • 呼吸筋の麻痺
  • 腸閉塞

など生命に関わってきます。

 

カリウム高値の場合

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次は、血液検査でカリウムが高値となる場合について説明します。
5.5mEq/l以上の場合を高カリウム血症といいます。

 

生命の危機となるショック状態、透析や移植が必要となる腎不全、副腎皮質機能が低下するAddison病などで見られ心臓や中枢神経系の機能低下が見られます。

 

Addison病というのは聞きなれない病気ですが、その原因として

  • 自己免疫疾患
  • 感染症

などがあり、カリウムが高値となる原因は生命に関わってきます。
また神経筋症状が重篤かすれば心室細動を起こす事もあり心停止に至り突然死の原因にもなり易いので注意が必要です。

 

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